2009年10月03日
2009北方領土返還要求平和行動 in 根室
領土問題・北の地上戦学び 平和行動の大切さを再認識

<ノサップ集会(9・13)>
9月12~13日、2009情報労連平和四行動の最終行動として「2009北方領土返還要求平和行動in根室」ならびに「連合2009平和ノサップ集会」が開かれ、西日本から各県グループ連絡協議会を通じて88が参加した。
私たちの言葉で語り継ごう
東海総支部
「北方領土返還要求平和行動in根室」に参加し、北方四島に一番近いところで学ぶことができました。
元島民の皆さんからの当時の貴重な話や、記録映画を見て、戦争は二度と起こしてはならないことを強く思い、先人たちの苦労は想像を絶するものであったことなど改めて感銘を受けました。
今、私たちは平和の中にいます。私の周りはほとんどの方が戦後生まれであり戦争を知りません。
今回の活動を通じて平和の尊さを強く自覚し、広く周りの仲間に私たちの言葉で語り継いでいかなければならないことを確認できました。
問題解決には「何ができるか」を一人ひとりが考えて行動し、訴えていかなければなりません。
一人の力は小さくても、「みんなで力を合わせればできる」という意思を強く持ち、それをアピールし前進したいと思います。
「伝える」ことから始める
京都総支部
今回、初めて北方領土返還要求行動に参加して、納沙布岬での集会、語り部の講演などを聴き、北方領土の地でいかに悲惨な出来事があったのかということを知り、大変驚きました。
戦後六五年が経とうとする今日でも、日・ロ間では平和条約が締結されておらず、元居住者であっても自由に故郷の地を踏めないことや日・ロの歴史認識の相違など、未だ解決していない課題が多く存在します。
国、団体、個人がそれぞれの立場で問題に向け活動を進めていることを知り「自分たち(frage)の立場でも何かできないか」という思いを強くするとともに、行動に参加して「何ごとも知ることから始まる」ということを経験から学びました。
語り部のように深く伝えることはできませんが、微力ながらも活動の第一歩として、 私の職場や周囲の人々に「伝える」ことから始めていきたいと思います。