2018年12月25日


野党に望む

『NTT労組新聞』 2018年12月22日(第737号)掲載

                                                                                                                                                                          

 今年のコラムへの寄稿も最後となった。多くの取り組みにご理解・ご協力いただいたことに感謝したい。来年は、新中期経営戦略への対応、春闘・統一地方選挙そして参議院議員選挙と、「生活・雇用」に関わる重要な取り組みが連続する。一つひとつの課題に対し、組合員の皆さんと「共に進み」、結果と成果を出す決意である。

 参院選に向けて各政党の動向が顕著となってきた。とりわけ、複数定数の選挙区に対し立憲民主党と国民民主党の双方からの候補擁立の傾向が強くなった。党勢拡大のための戦略と理解するが、国民の側からは「民主党時代の勢力争い」そのものにしか映らない。

 われわれを取り巻く状況は大きく変化した。安全保障、労働環境、社会保障、先の国会では『入管法』『水道法』と、 安倍一強政治の強行採決によって問題が浮き彫りにされることなく法律が改正された。

 次の参院選は、現在の与党の圧倒的議席を減らし、与野党間での緊張感ある政治状況をつくり出す最大のチャンスだ。野党間の勢力争いではなく、「生活」に課題を絞り、1機100億円の米製戦闘機よりも、「子育て」「医療」「 介護」などの社会福祉の充実に焦点を当てた統一政策での一本化を強く望みたい。

(委員長 山縣芳彦) 


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