2018年03月28日


春闘を振り返って

『NTT労組新聞』 2018年3月24日(第711号)掲載

  2018春闘の要求交渉は、14日、「賃金は1800円の改善、特別手当は4.95ヵ月の支払い」などの回答をもって妥結した。この間の闘争を支えていただいた組合員の皆さんの「組織力・ 団結力」に、敬意を表したい。「官製春闘」と称されている場合もあるが、私自身、この間の春闘交渉を振り返ってみて、「自主交渉・自主決着」を貫いたものだと思う。

 「処遇改善」を引き出すための連日の交渉は、「大きな転換期にある重要な時期に、組合員・社員はどうあるべきか」「成長・発展を遂げるために、人財への投資をすべきではないのか」にあった。労使で会社の成長・発展に向けた論議を徹底的に行なった上で、悩み抜いて一定の結論(回答)に至ったものである。

 今春闘においても、有期契約社員等の月例賃金の改善には至らなかったが、西独自の扱いとして特別手当への「社員支払い率に連動した上積み」や、懸案の課題であった「通勤費の実費相当の支払い」が決着に至り、実質的な年収改善となった。

 有期契約社員等の月例賃金改善交渉は壁が厚く、「どのように改善を図るのか」との組織的論議が必要であるが、福利厚生や諸手当など通年的に取り組むことが重要ではないかと思う。

(委員長 山縣 芳彦)


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