2017年11月01日


政界再編の原動力へ

 『NTT労組新聞』 2017年10月28日(第696号)掲載

  今回の衆議院議員選挙の結果は、自民・公明与党の絶対安定多数(3分の2議席)に終わってしまった。衆院選は政権選択選挙であるにもかかわらず、野党分裂選挙となってしまったことは残念でならない。民進党も、政策実現のために「希望の党」への合流、思いもよらぬリベラル勢力の排除、そして「立憲民主党」の立ち上げと、大きく変化した。立ち上がった立憲民主党は、立憲主義・格差社会の解消など多くの市民の共感を得るメッセージ発信によって、野党第一党まで躍進することができた。

 政権交代可能な政治勢力の結集は、民進党・前原代表の主張する保守二大政党制ではなく、穏健保守からリベラル・市民層までの幅広い政治勢力の結集が必要なことは、今次衆院選でも明らかになった。今回、分断された旧民進党の勢力が同じ社会像を抱き、実現させるための再結集には時間がかかるかもしれないが、同じ道を歩むことに期待したい。

 今選挙で、NTT労組の組織内・準組織内・組織重点候補が、「希望の党・立憲民主党・無所属」と所属政党が異なる中で戦い、全員が当選に至ったことは今後の政界再編への原動力となるであろう。役員・組合員の皆さんの理解・協力に感謝したい。

(委員長 山縣 芳彦)


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