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2011年10月08日


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政治の決断

 政府・民主党は、震災復興対策を中心とした第3次補正予算を12兆円規模とする案をまとめた。同時に、その財源として「所得税」「個人住民税」「法人税」「たばこ税」などを中心とした増税案についても決めた。

 10月下旬に予定される臨時国会までに与野党で合意できなければ「ねじれ国会」だけに関連法案の成立は困難。大震災からの復興のためには一定の負担増は「やむなし」が国民の大宗だと思うが、後は与野党協議、政治の決断とスピードにかかっている。

 総務省の推計で65歳以上の人口が2900万人を超え、総人口に占める割合が23.3%と過去最高となったことがわかった。

 社会保障の給付額は2011年度予算では107兆円であるが、2015年度には151兆円となる見通し。税と社会保障の一体改革案では、2010年代半ばまでに消費税を10%に引き上げる方針だが、消費税1%は年間2.5兆円にしかならない。

 総人口に占める65歳以上の割合は、米は13%、英は16%、ドイツ20%であり、日本が先進国の中では最も高い。

 人口減少と高齢化が並行して進む日本社会の構造的変化。震災復興への道筋と原発事故の収束を優先しつつも次なる課題は待ったなし。後送りは許されない。

 

(委員長 八坂 繁良)


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