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2011年06月04日


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なぜ、今なのか

 「一定のメドがついた段階で若い世代に責任を引き継いでもらいたい」。首相の決断を是としたい。

 「首相さえ代えればうまくいく、だから不信任案の提出だ」に対し、「なぜ、今なのか」。大震災からの復旧・復興、原発事故の早期収束に向け、「オールジャパンで取り組んでもらいたい」が国民大多数の想いであろう。提出者である自民党の支持層でさえ、即時辞任論は30%であり、54%が「一段落したら」との報道もあった。

 そもそも、不信任案提出に大義はあったのか。次のリーダーは誰なのか。どんな枠組みで政権をつくり、どんな政治・政策を実行するのか。何も示さないまま「代えればいい」ではあまりにも無責任ではないか。ましてや、政権を誕生させた与党議員が賛成することには理解できない。倒閣と言うなら、離党し行動するのが筋ではないか。

 採決の結果、民主党から欠席者は出たが、大量の造反もなく不信任案は否決。今回の政局騒動に、永田町とのあまりの距離感に失望していた多くの国民に対し、政治は辛うじて踏みとどまったと言えるのか。

 反対討論で山井議員も述べていた「これを機に、与野党を超えて復興・再生に全力で取り組む」。そのとおりだと思う。

 

(委員長 八坂 繁良)


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