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2011年05月28日


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今やるべきことは何か

 「東日本大震災」で被災した福島第一原子力発電所において、炉心溶融・メルトダウンが起こり、「原子炉を冷却するために注いできた水が放射能汚染され漏れ出した」との公式見解が、震災発生から2ヵ月後に公表された。

 メルトダウンの状態は事故発生直後から始まったとも言われており、事故の収束に向けた2ヵ月間にわたる作業内容は適切だったのかと改めて思う。初期段階での判断と対応を問題視されても仕方がなく、より一層厳しい環境下での復旧工事となるが、工程表等に基づき、技術の粋を結集した強固な対策が必要だ。

 半世紀にもおよぶ国策として推進されてきた原発政策により、現在の日本文明(生活水準・生活環境など)が定着したのは事実だが、今回の事故を教訓にして今一度、生活のあり方を考え直す時期にあるのではないかと思う。狭い日本国内に商業運転している17ヵ所・54基の原子力発電所が、すべて必要なのかという視点に立ち、世界的な潮流になってきている“自然エネルギー”を中心とした政策への転換に向けた政治的な決断を求めたい。

 今やるべきことは、首相退陣や倒閣を求めることではない。今こそ日本全体が一つにまとまる時である。

 

(副委員長 山田 健一)


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